回答の日付: 24.11.2024
J-REITは不動産に投資する投資信託の一形態であり、上場している点では株式に似ていますが、裏付け資産が不動産であることからキャッシュフローや分配金の安定性が特色です。金融商品取引法上は「投資信託及び投資法人」の一種とされ、販売会社には目論見書の交付や適合性原則に基づく説明責任が課されます。J-REITには運用資産の分散規制や情報開示の義務が存在し、決算期ごとの分配方針(収益の90%超配当など)によって法人税が実質的に免除される仕組みを活用しています。投資家は株式と同様に市場リスクを負うため、地価下落や空室率上昇による価格変動リスクを認識する必要があります。証券会社を通じた売買となるため、金融商品取引法の広告規制や勧誘規制も適用され、リスク説明や顧客保護措置が厳格に求められるのが特徴です。