回答の日付: 16.01.2025
個人が越境ECで商品を購入すると、輸入行為となり一定の価格を超える場合に関税と消費税が課されます。輸送会社(DHLやFedExなど)が税関で通関手続きを代理し、関税・税金を立替納付して配達時や後日請求するのが一般的です。これは委任状に基づく通関代理行為で、法律上は輸送会社が荷主の代理人として税関に申告している形です。荷主(購入者)が支払う税金は最終的に国家へ納められ、輸送会社の手数料も合わせて請求されることがあります。消費者が「関税がかかるなんて聞いてない」とクレームするケースがありますが、法律上は輸入時点で確実に課税される可能性があるため、EC事業者や輸送会社は事前に案内する義務があると考えられます。