貸金業者との契約で過剰請求が疑われる場合

貸金業法や利息制限法により、貸金業者が設定できる利息の上限は元金に応じて定められています。例えば10万円未満なら年20%、10万円以上100万円未満なら年18%などの制限があり、これを超えると違法金利となります。過剰な金利を支払っている場合は、弁護士や司法書士を通じて利息制限法に基づく引き直し計算を行い、過払い金返還請求を行うことが可能です。業者によっては違法性を否定するため交渉が長引くケースもありますが、裁判所の判断を仰ぐことで返還命令が下る事例も少なくありません。まずは契約書や返済明細を用意し、専門家に相談して適正利息を再計算するのが効果的です。