終末期医療を提供するホスピスは医療法でどんな位置づけ?
- 03.01.2025
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ホスピスや緩和ケア病棟は末期がんなどの患者を中心に痛みや苦痛を和らげるケアを行う施設ですが、医療法上は病院の一部として扱われるのか、それとも特別なカテゴリーがあるのでしょうか。もしホスピスを開設したい場合は通常の病院開設と同じく都道府県知事の許可が必要ですか。また緩和ケア病棟入院料など診療報酬上のルールがあると聞きます。
クリニックやエステサロンで、医師免許や看護師免許を持たないスタッフが注射や点滴を行っている例を見聞きします。これは医師法違反・保健師助産師看護師法違反に当たるのではないかと思いますが、実際どのような法的リスクがあるのでしょうか。医療法だけでなく医師法で厳しく処罰される可能性があると聞きます。実際に摘発事例もあるのでしょうか。
医療行為とは、注射や点滴、外科的処置など人体に危害を及ぼすおそれがある行為を指し、医師または必要に応じて看護師などが法的資格をもって行わねばなりません。無資格者が勝手に行うことは医師法17条の無免許医業に該当し、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。エステサロンなどでプラセンタ注射や美容点滴をメニューにしている例が問題視され、実際に書類送検や逮捕例もあります。医療法側から見ると、その店舗が実質的に医療機関と同等の行為をしていると判断されれば無許可営業となり、さらに厳しい処分を受けるリスクが高いです。患者の安全を大きく損なう可能性もあるため、違反が判明すれば即対応が取られるでしょう。