分娩取り扱いする診療所、医療法上の助産所との違いは?
- 25.01.2025
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産科医師がいる診療所で分娩取り扱いを行う場合と、助産師のみが分娩を扱う助産所の場合で医療法上の区分にどんな違いがあるのでしょうか。助産所は医師がいなくても正常分娩を扱えると聞きますが、診療所の場合は医師が常駐するから保健所への届け出も異なるのか知りたいです。
歯科医院を新しく開業したいのですが、医科の診療所とはどのような違いがあるのでしょうか。歯科特有の施設基準や滅菌設備、技工所との連携など気になる点があります。医療法上の届け出も一般の診療所とほぼ同じかもしれませんが、歯科ならではの注意事項があれば知りたいです。
歯科医院も医療法上は「診療所」の扱いとなり、開設届の手続きや衛生管理基準は医科クリニックと共通点が多いです。しかし歯科特有として、歯科用ユニットやX線装置、技工物の取り扱いなどに関する規制やガイドラインが存在します。例えば、レントゲン装置を設置する場合は放射線障害防止法の届出が必要で、歯科特有の小型デンタルX線機器でも適正な防護対策が求められます。さらに、器具の滅菌や感染対策は歯科医療で特に重視され、歯科衛生士・歯科技工士など専門スタッフとの連携体制を整えなければなりません。地域医療連携においては、医科との連携が不可欠な場合もあり、在宅歯科診療や訪問診療を行う際は別途保険請求の手続きや事業者指定が関係してくるため、事前にしっかり確認することが大切です。