有料アプリの自動更新で高額課金された場合

多くのアプリストアやサブスクは、一定の無料期間終了後に自動的に有料契約へ移行する仕組みを取っています。この手続き自体は利用規約に明記されている場合が多く、消費者が見逃していたとしても事業者の責任になるとは限りません。ただし、無料期間終了の通知が不十分であるなど誤認を誘導した形跡があれば、消費者契約法の「不実告知」や「不告知」で取り消しを検討できる可能性があります。まずはアプリ内の設定や規約を再確認し、解約操作を完了したうえで過剰請求分の返金を運営に交渉します。応じない場合はカード会社のチャージバック制度や消費生活センターを通じた相談が選択肢となります。