医療法人での出資持分は譲渡できる?医療法改正で持分なし法人化が推進されるって本当?
- 28.01.2025
回答なし
医療法人の出資者が持つ持分を第三者に譲渡することは可能でしょうか。以前から「持分なし医療法人」への移行が国から推奨されており、出資持分をなくす方向に改正が進んでいると聞きます。実際、持分あり法人のままだと相続のときトラブルが起きやすいのではないかと思いますが、どういったメリット・デメリットがあるか知りたいです。
救急患者を受け入れる病院として「救急告示病院(救急指定病院)」という制度がありますが、これは医療法でどのように定められているのでしょうか。病院側が手を挙げれば容易に指定を受けられるのか、それとも専門スタッフの24時間待機や設備基準など厳しい要件があるのか知りたいです。
救急告示病院は、医療法および救急医療体制に関する行政指針に基づき、24時間体制で急患受け入れを行うための人員配置や設備を確保している病院として、都道府県知事が指定する形態です。具体的には、救急医療に対応するための医師・看護師の夜間シフト、集中治療室(ICU)、放射線科・検査科の緊急対応などの要件をクリアする必要があります。救急車の搬送先として常に受け入れできるよう、病床管理や手術室の確保、ドクターカーやヘリ救急との連携体制も求められる場合があります。これらの基準を満たしているか定期的に監査され、基準を満たさなくなった場合は指定を取り消されるリスクがあるため、運営面で相当なコストとスタッフ確保が必要です。