同業者間の情報交換はカルテルにならない? - Bengoshi-jp.com
  • ホーム
  • 質問
  • 同業者間の情報交換はカルテルにならない?

同業者間の情報交換はカルテルにならない?

回答なし

質問

0
0
0

26.12.2024

業界団体などで、販売価格や在庫状況、今後の生産計画などを情報共有する場が設けられることがあります。これがカルテルとして違法とされるのはどんな場合で、単なる情報交換なら問題ないのでしょうか。

ともかく 30.12.2024
回答の日付: 30.12.2024

同業者間の情報交換が直ちにカルテル行為と認定されるわけではありませんが、価格や生産量、取引条件など競争上重要な要素を共有することで、結果的に市場価格を協調的に操作する状態につながるおそれがあります。もし「お互い値下げしないようにしよう」などの共同行為に発展すると「不当な取引制限」へ移行し、独占禁止法違反となります。情報交換のみでも、実質的に価格維持の合意が形成されれば、カルテルとみなされるリスクがあります。公正取引委員会のガイドラインでは、業界団体が市場データを収集・発表する場合には集計形態を工夫し、個別企業が特定されないよう配慮するなど、競争制限を招かない方法を採用するよう求めています。

Похожие вопросы

エネルギー業界の再編での独禁法チェック

回答なし
13.01.2025
電力自由化やガス自由化が進むなか、大手エネルギー企業同士が統合や提携を行う動きがあります。これは公益性が高い分野ですが、独禁法上の企業結合審査はどのように行われるのでしょうか。
0
0
0

下請法(下請代金支払遅延等防止法)と独禁法の関係

回答なし
10.12.2024
中小企業と大企業の取引に関して、「下請法」と「独占禁止法」の両方が関係するケースがあります。具体的に両者はどう違い、どのように連携して中小事業者を保護しているのか教えてください。
0
0
1

複数社による共同研究開発は独禁法上OK?

回答なし
23.01.2025
いくつかの会社が共同で研究開発を行い、技術共有する取り組みを考えています。これは独禁法でみると、技術カルテルのように扱われる可能性があるのでしょうか。どのようにして合法的に進めるか知りたいです。
0
0
2

再販売価格維持行為(RPM)の合法・違法ライン

回答なし
03.12.2024
メーカーが商品の再販売価格を小売店に強制していると「再販売価格維持行為」として違法になる可能性があると聞きます。ただ、書籍や新聞のように例外的に認められるケースもあるようですが、その違いを説明してください。
0
0
1

対価なしの排他協定は違法か?

回答なし
27.01.2025
ある企業が競合他社と協定を結び、お互い特定顧客エリアに侵入しないよう取り決めているとの噂があります。これって価格協定ではないが、独禁法で違反になる「地盤分割カルテル」みたいな扱いですか?
0
0
0

独禁法違反調査への協力減免制度(リーニエンシー)

回答なし
10.01.2025
カルテルなどの違反を公正取引委員会が調査する際、最初に情報提供した企業は課徴金が減額される「リーニエンシー制度」があると聞きます。具体的にどのような仕組みで、企業が受けるメリットや注意点は?
0
0
1

ロータリークラブなどの会費決定は独禁法対象外?

回答なし
08.12.2024
ロータリークラブや同業種組合などの任意団体で会員が出す会費が高額に設定されることがありますが、価格決定にあたる行為ではないのでしょうか。独占禁止法の対象外かどうか知りたいです。
0
0
0

共同行為による新規市場参入はどう評価される?

回答なし
13.11.2024
複数の企業が共同で新規事業を立ち上げる場合、独禁法違反のリスクを避けつつ協力するためにはどんな手段があるのでしょうか。例えばコンソーシアムを組んで大規模プロジェクトに参加するケースは?
0
0
1
すべて表示