回答の日付: 17.11.2024
住宅ローン借換え時には、(1)現在のローンを完済するための繰上返済手数料や保証料精算、(2)新しいローンで発生する事務手数料、(3)抵当権抹消と設定に係る登録免許税や司法書士報酬、(4)場合によっては再度の火災保険見直し費用など、様々なコストが発生します。金利差や残債額、返済残期間を計算に入れ、これら諸費用を上回る利息軽減メリットがあるか総合的にシミュレーションしないと、借換えが逆に損になる可能性もあります。借換えによる月々の返済減額や総返済額の低減見込みが大きい場合はメリットがありますが、わずかな金利差や短い残期間なら費用負担が大きく割に合わない場合も多いので、慎重な検討が必要です。