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海上運賃先払いか後払いかでの法律上の違い

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13.01.2025

海上輸送では、運賃を積み込み時に先払いする場合や到着時に後払いする場合があります(PrepaidかCollect)。この支払いタイミングの違いが契約上どのような影響を与え、どちらがトラブルが少ないのでしょうか。

ともかく 16.01.2025
回答の日付: 16.01.2025

国際海上運送契約で運賃を「Prepaid」とする場合は、出港前に荷主が運賃を支払う形で、海上運送人にとっては回収リスクが少なく、船荷証券にも「Freight Prepaid」と記載されます。一方、「Collect」は到着港で受取人が運賃を支払う方法で、実質的に出荷人は運賃負担せず、受取人が負担する仕組みです。契約上は、どちらを選ぶかで紛争の発生が異なり、Collectの場合に受取人が拒否すると船会社が運賃回収できず、荷物が留置されるなどトラブルが起こりやすいです。また信用状決済の場合、「運賃前払いでのB/L」が必要なこともあるため、金融実務と連動して決定します。法律的にはどちらも有効ですが、当事者のリスク分担や支払い保証の取り決めが重要となります。

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