国際宅配事業と郵便法の境界 - Bengoshi-jp.com

国際宅配事業と郵便法の境界

回答なし

質問

0
0
0

30.12.2024

国際宅配便(エクスプレス便)サービスを行う民間企業が、国際小包と同じような配達をしているが、これは郵便法上の郵便事業と区別されるのでしょうか。日本郵便の独占範囲との関係はどうなっていますか。

ともかく 02.01.2025
回答の日付: 02.01.2025

郵便法は「信書の送達」を日本郵便の独占業務と定めていますが、宅配事業者が扱う多くの国際宅配便は「信書に当たらない書類や小包、物品配送」と判断され、郵便法の独占対象外です。したがって佐川急便やヤマト運輸、DHLなどが海外発送サービスを提供しても、信書送達をしない限り郵便法上問題にはなりません。もし書留郵便のように信書性を伴う文書を扱う場合は、信書便法の認可が必要になり、一般宅配では取り扱えないルールがあります。国際小包と同様のサービスを行っても、運送契約の形であれば宅配事業者は独自に料金設定や輸送サービスを提供でき、日本郵便の独占とは衝突しないのが現状です。

Похожие вопросы

傭船契約と航海傭船(COAs)の法律構造

回答なし
05.01.2025
船を借り上げて貨物輸送する傭船契約には、タイムチャーターや航海チャーターなどいくつか形態があります。特に定期的に一定数量を運ぶ「航海傭船契約(COA)」では、運送人と荷主の義務はどのように設定されるのでしょうか。
0
0
1

運送約款の差し込み方式での契約締結は有効?

回答なし
17.01.2025
宅配業者などが、公式サイトやカウンターに「当社運送約款はこちら」と掲示しておき、伝票には「本約款に同意したものとみなす」と記載しているケースがあります。この差し込み表示だけで法的に約款が成立するのでしょうか。
0
0
0

フォワーダーがサブフォワーダーに再委託する場合の責任帰属

回答なし
24.01.2025
フォワーダー(NVOCC)が国際輸送を請け負い、実際には海外のサブフォワーダーに再委託して輸送を実行することがあります。その際、貨物紛失や遅延が起きたとき最初のフォワーダーが全責任を負うのか、サブフォワーダーの責任追及ができるのか気になります。
0
0
1

海上コンテナ輸送の貿易証券(Negotiable B/L)の扱い

回答なし
29.12.2024
船荷証券(B/L)は貨物の所有権証券として機能しますが、コンテナ輸送の実務においてはシーウェイビル(SWB)や電子B/Lなども使われています。これらの法的効力や担保価値は従来の船荷証券と同等なのでしょうか。
0
0
1

越境ECと輸入時の関税負担

回答なし
13.01.2025
海外ネットショップから個人輸入する際、数千円程度の品でも通関時に関税や消費税が課されることがあります。輸送会社が立替えて後日請求する仕組みもあるようですが、これに対する法律上の位置付けはどうなっている?
0
0
1

宅配便の置き配での盗難と運送人の責任

回答なし
09.01.2025
最近増えている置き配サービスでは、荷主の指示に従って宅配業者が玄関先等に荷物を置き去りにして完了とします。この方法で盗難に遭った場合、運送人の賠償義務はどうなるのか疑問です。
0
0
1

倉庫火災で荷主の保険適用はどうなる?

回答なし
19.11.2024
倉庫火災で預けていた在庫商品が全焼した場合、倉庫業者の保険で補償されるのか、それとも荷主が別途貨物保険に加入しておかないと損害がカバーされないのか、法的にどう整理すべきでしょうか。
0
0
0

不定期航路貨物の輸送契約と税関検査

回答なし
22.12.2024
定期航路ではないチャーター船を使ってスポット的に貨物を運ぶ不定期船契約では、貨物の種類や積載方法が変則的になりがちです。税関検査や通関手続はどのように進められ、定期航路との違いは何か教えてください。
0
0
0

EC返品時のトラック回収サービスと運送約款

回答なし
25.11.2024
ECサイトで大きな商品を返品する際、運送事業者がトラック回収サービスを提供することがありますが、その際の運賃や損傷リスク負担はどちらが担うのか、標準約款だけでは足りない気がします。
0
0
0
すべて表示