回答の日付: 22.12.2024
マルチ商法は特定商取引法で規制されている連鎖販売取引の一種で、正当な商品やサービスを販売しつつ会員を勧誘し、紹介報酬を得る仕組みです。一方、ねずみ講(無限連鎖講)は実体のない投資や金銭配当のみを目的とし、後から加入する人がいないと破綻する仕組みであり、出資法や刑法上の詐欺に該当する場合が多く「違法」です。判断ポイントとしては「商品に正当な価値があるか」「商品販売よりも会員勧誘による報酬が主目的ではないか」「無限増殖を前提としたシステムではないか」などがあります。違法性が疑われる場合は消費者庁や警察への相談を検討し、契約解除や被害回復を図ることが重要です。