回答の日付: 15.01.2025
高校入試に内申点を活用する制度は、各都道府県の教育委員会が定める指針や公立学校における入学者選抜要項などに基づいて行われています。日本では学校教育法や都道府県の条例などで公立高等学校への入学者選抜方法を規定し、その中で学力検査とともに中学校での成績(調査書)を参考にすることは合法とされています。ただし、調査書の作成基準や評価方法については公正性が求められ、不当に差別的な評価を行うことは認められていません。公立高校の場合、内申点と試験結果を一定の比率で合算する仕組みが多く採用されており、どの程度の比重とするかは教育委員会が決定します。不服がある場合は、教育委員会への相談や再調査の要望なども可能ですが、全体としては合法的な制度として根付いています。