子の引き渡しを求められたが、子ども本人は拒否している場合はどう対応すべき?
- 25.11.2024
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離婚後、親権を持たない元配偶者が突然「子を引き渡せ」と言い出しました。しかし、子ども自身は「行きたくない」と強く拒んでいます。もし家庭裁判所が引き渡しを認めた場合でも、子どもの意思を無視して強制するのは気が引けるのですが、法的にどうなるのでしょうか。
母が認知症になり、預貯金や不動産などの管理ができなくなってきました。将来的な介護費用や施設入所の手続きも考えたいのですが、どのようにすれば法的に財産を管理・処分できるようになるのか分かりません。成年後見制度という仕組みがあると聞いたので、手続きや費用、後見人の選び方を教えてください。
成年後見制度には「後見」「保佐」「補助」があり、本人の判断能力の程度に応じて家庭裁判所が選任します。認知症が進み、契約行為などが困難な場合は「後見」が該当することが多いです。申立人は親族などがなるのが一般的で、家庭裁判所に申立書や医師の診断書、財産目録などを提出します。後見人には弁護士や司法書士、親族などが選ばれる場合がありますが、裁判所が最終的に決定します。費用や期間はケースバイケースですが、申立てから審判まで数か月かかり、後見人の報酬は財産額によって変動します。後見人が選任されると、預貯金の管理や施設入所の契約などを代理して行えるようになりますが、裁判所への定期報告が必要ですので、不明な点は弁護士や司法書士に早めに相談すると安心です。