回答の日付: 18.12.2024
iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入すると、支払う掛金の全額が「小規模企業共済等掛金控除」として所得控除の対象になります。掛金上限は職業区分によって異なり、会社員は月額23,000円(企業年金無い場合は月額2万円など会社制度次第)まで、自営業者は月額68,000円まで拠出可能です。控除を受けるためには年末調整または確定申告で「小規模企業共済等掛金払込証明書」を提出し、課税所得を減らします。これにより所得税・住民税が軽減されるメリットがありますが、原則60歳までは引き出せないという制約があるため、老後資金形成として長期的に運用する仕組みです。