公共調達でも採用されるイノベーションパートナーシップとは何か?
- 16.12.2024
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イノベーションパートナーシップは欧州発祥の調達手法で、日本でも一部自治体が先進的に導入を検討している新しい枠組みです。これは、公共機関が解決したい課題を提示し、民間企業と協力して研究開発から実用化までを契約ベースで進めるもの。従来の公共調達手続きだと、既存製品の調達が主で、新規技術の研究開発を公的資金でサポートしにくい問題がありました。イノベーションパートナーシップでは、競争的対話やプロトタイプ検証を通じて最適な企業を選び、長期的かつ包括的に開発・調達を行うことを目指します。ただ、日本の現行公共調達法制との整合性をどう確保するか、まだ模索中の部分があります。