回答の日付: 21.12.2024
プロ選手の契約書には通常、素行に関する条項や不祥事時の処分についての条項が盛り込まれています。逮捕や重大な反社会的行為があった場合、チームのブランドイメージを著しく損なうとして、契約を解除できる“解除条項”が設定されているケースが多いです。そのため、契約書の該当条項に基づいて解消すること自体は法的に有効と判断される可能性が高いです。ただし、逮捕=犯罪確定ではないため、選手が起訴猶予や無罪となった場合など、チーム側が過度に厳しい対応を行うと不当解雇として争われる可能性もあります。実務上は、契約解除に際して選手会や代理人との交渉があり、最終的に合意の上で退団という形式をとることも少なくありません。