回答の日付: 21.01.2025
扶養控除とは、納税者と生計を一にする親族(配偶者を除く)が一定の年齢・収入要件を満たす場合に所得控除を受けられる制度で、配偶者控除とは別の仕組みです。たとえば16歳以上の子や高齢の親などが控除対象親族になり、その親族の年収が103万円以下(給与所得のみの場合)などの収入制限があります。19歳~22歳の特定扶養親族なら控除額が大きいなど年齢区分で控除額が異なります。手続きは年末調整時に「扶養控除等申告書」を勤務先に提出し、住民税にも同様の制度が適用されます。扶養控除を受けるためには、別居の場合でも仕送り実態など生計維持が確認できることが必要となりますので証拠資料を用意することが望ましいです。