回答の日付: 12.11.2024
廃棄物処理法(正式名称「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」)では、事業者が産業廃棄物を適正に処理する義務を負っています。無許可の業者に委託したり、不法投棄を行った場合は、行政指導や是正命令だけでなく、罰金刑や懲役刑といった刑事罰が科される可能性があります。さらに、優良業者を装った偽の処理業者に委託し、結果的に不法投棄が発覚した場合でも排出事業者として責任を問われるケースがあります。よって、処理委託先の許認可確認やマニフェスト(産業廃棄物管理票)の適切な運用などが不可欠です。違反が悪質と判断されれば企業の社会的信用にも大きく影響するため、日ごろから適正処理体制を整えておくことが重要です。