保険契約で英語版ポリシーを使う場合の法的リスクは?
- 09.12.2024
回答なし
外資系保険会社や海外旅行保険などでは、英語の保険証券(ポリシー)しか提供されないケースがあります。日本在住の契約者としては、保険法や消費者契約法上、重要な契約内容を理解しないまま締結すると紛争時に不利になる可能性があります。英語版の約款を読んでいても、専門用語が多く意味を把握しきれず、後から免責条項が広かったと気づいてトラブルになる例も考えられます。また、裁判になった場合は契約書の準拠法が海外法になっている場合もあり、日本の裁判所では管轄外となる可能性があります。保険会社が国内で販売するのであれば、最低限日本語の要約や重要事項説明を用意することが望ましいとされ、金融庁の監督もこの点を注視しています。
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