回答の日付: 26.01.2025
大学の休学や退学に関する規定は、主に学則や学部規程など大学ごとの内部規程に基づいて決定されます。学校教育法や大学設置基準ではおおまかな枠組みを示しつつ、個々の大学が自主的にルールを整備することを認めています。病気休学や留学などの休学は学生からの申請と大学の許可を要し、一方で成績不振や重大な規律違反の場合は大学が懲戒処分として退学を命じることが可能です。ただし懲戒処分を行うには手続き的公正さが求められ、事前の弁明の機会付与や証拠の提示などが不十分だと無効とされることもあります。学生側が不当に処分を受けたと思う場合、大学の内部審査や裁判所への提訴などの方法で救済を求めることができます。