回答の日付: 10.01.2025
中小企業が法人形態であれば、会社の負債は会社の責任であり、オーナー個人が保証をしていない限り相続人が直接引き継ぐわけではありません。しかし、オーナーが個人事業主だったり、会社の借金に連帯保証人として署名していた場合、相続人が遺産と一体で保証責任を相続する可能性があります。相続人が相続放棄を選択すれば、オーナー個人の債務は免れることができますが、遺産全部を放棄することとなるため、プラスの財産も受け取れません。法人の場合でも、オーナーの死亡で事業運営が不能になると倒産手続きを取らざるを得ないケースが多く、会社を継ぐ人がいなければ清算や破産に進むこともよくあります。