回答の日付: 09.11.2024
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)は、建築物の断熱性能向上や高効率設備導入、再生可能エネルギー利用などを組み合わせ、一次エネルギー消費量を極限まで削減した建築を指します。国土交通省や経済産業省、環境省が共同でZEBロードマップを策定しており、一定条件を満たすビルに対して「ZEB」「Nearly ZEB」「ZEB Ready」などの区分を設けています。これは法律として強制ではありませんが、建築物省エネ法やグリーン建築推進政策と連動して、補助金や税制優遇が提供される場合があります。設計段階で専門家の診断(CASBEEなど)を受けて基準適合を確認し、認定申請を行うことで事業評価や企業イメージ向上につながります。